【おつまみ研究所】に込められた念(おも)い
おつまみを研究して世に出そう
おつまみ研究所の誕生は、当時債務超過に陥った状況下で私が起死回生とばかりに活路を見出そうとしたネット販売(BtoC)への挑戦がきっかけでした。
ネットショップは仮想空間の小売店です。
小売店には店舗名(看板)が必要になります。
「何かインパクトのあるキャッチーな名前はないか」。
一番最初に契約したカートシステムを運営していた会社の社長さんに相談したところ、「いろんなおつまみを研究して世に出して販売しよう!」との提案から“おつまみ研究所”は突如誕生しました。
大きなターニングポイント
2005年意気揚々と船出したおつ研号は、思惑とは裏腹にスタートから座礁。
この時はもうすでにネットの世界は価格競争に陥っていました。
出店すれば直ぐに注文が入ると高を括っていた私はこの先2年間、ほぼ売上の無い状況でもがいていました。
そんな時、ネットショップ店長養成講座が県の外郭団体で毎年行われていることを知り、藁をもつかむ思いで申込み、ネットショップ運営のいろはを学ぶことになります。
そこで初めて、「理念」という言葉に出会いました。
事業を進めるには「何のためにこの事業を行うのか」という思いが大切で、そこから「誰に」「何を」「どのように」と商品をお客様にどう伝えていくかが決まる、という基本中の基本です。
全て備わっていないおつ研号は大海に筏で乗り出していたことに気が付いたのです。
ここでの學びがその後のビジネスへの大きなターニングポイントでありました。
「何のために」 売上アップ → お客様の喜び
このようにショップ理念を定義した途端、おつまみ販売・価格(モノ売り)から利便の提案・困りごと解決(コト売り)へと手法が変わり、硬いあたりめや小魚、海藻類を「お酒のアテ」から「噛むおやつとして小さな子供への健康おやつに」という新ジャンルをを打ち出せたのです。
この時、出店していた楽天市場ではジャンル1位を多く獲得でき、ようやく大海へと乗り出すことができるようになったのです。
以来、お試しパックメール便や、コミュニケーションツールとしてのおつまみ、地酒セット、プチギフト、サブスクと様々な展開で“おつまみ研究所”としてのチャレンジを続けていますが、18周年を迎える2024年度以降は、新たなコンセプトを打ち出し、「新生おつまみ研究所」として再構築いたします。
新たなコンセプトは
「丁度いい、ありそうでない」
贈って喜ばれ、もらって嬉しい、ありそうでないちょっと上質なおつまみを”おつまみ研究所らしさ“のフィルターに通してその思いを全国に届けていきます。
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